レトロ写真館 少数民族パラダイス (→「少数民族パラダイス」)

彝族(イ族)はかつてロロという名で知られていた。ロロというだけで泣く子も黙る恐さがあった。とりわけ大凉山ロロは屈強で、官憲すら油断すると捕らわれ、奴隷とされた。冒険的な西洋の宣教師も殺されたり行方不明になった。しかしそういった印象とは逆に女たちは美しく、美を競い、衣装にも凝った。しかも村々にあまたいるピモ(祭司)は固有の神聖文字をあやつり、儀礼にたけ、スーニー(シャーマン)は神との交信を得意とした。 → 「デュアル・シャーマニズム」全文 → 「大凉山を行く」









刀の梯子を裸足で登り、赤く熱した炭のうえを歩く。4時間囲炉裏で熱した鉄具を舐め、沸騰した油の入った鍋に手を入れる。そういった古典的なシャーマンの呪術的な技法はまだ生きていた。