白馬族のピンボと彩色ボン経典

甘粛省と四川省にまたがって分布する白馬族はチベット文化圏の最東端に位置する。おそらく、文化の最古層をひきついでいる。古代のボン教が形を変え、残存しているのだ。この彩色経典はチベット族の間には見られないきわめて珍しいものである。

祭司ピンボはボンポ(ボン教徒)のなまり。ナシ族のトンバもまたブンブと呼ばれる。つまり白馬族の宗教もナシ族の宗教もボン教の一派といえる。